イギリスで買い付けましたアンティークのフローブルーのプレートです。
ロイヤルドルトン製でヴィクトリア時代の1900年代初頭のディナープレートです。
「フローブルー」と呼ばれる、焼成時に顔料であるコバルトの成分が流れて白い生地に滲み出てしまう偶然の現象から生まれたものですが、とても美しく幻想的な趣がありますよね。。。
縁を囲むように描かれたコバルトが滲む植物柄が素敵です。。。
一見分かりませんが、縁回りは波打つような滑らかな凹凸が付けられていたり、金彩が施されていたりとロイヤルワラントを授かったかりのロイヤルドルトンのこだわりと勢いを感じられます。
フローブルーが生まれた当時は失敗作扱いでほとんどがアメリカへ輸出されたようですが、人気が出てからは故意に「フローブルー」を製造するメーカーも増えたようです。
現在では「幻の青い食器」と呼ばれ世界中にコレクターがいます。
近年またじわじわと評価が上がり、このフローブルーに魅せられてしまう方も多いようです。。。
写真でご確認できますようにほぼ使用感が見られない良いコンディションです。
そのまま飾り皿として飾っても絵になりますね。。。
素敵にご活用ください。。。
直径・・・約26.5cm
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